PC用液晶ディスプレイのレビューおよびスペック解説など、2021年最新のトレンドを見ながら紹介。在宅・自作パソコン・ノートのサブモニターなど用途に合わせて個人的な意見を交え本音でレビュー。サイズやメーカーなど細かなポイントも押さえ、迷ってる人に厳選する方法を教えます。
4Kモニターは憧れから普及へ!手軽な価格に
パソコン用のモニターとして広く使用され普及している液晶ディスプレイ。画面の精細さを表す解像度も最近では4K(3840x2160)と高解像度になり、ゲーム用には激しい動きに対応したリフレッシュレートの高い製品も増えてきました。それ以外の用途でもパソコン画面として使われています。どういった製品が良いのか選び方などを解説していきます。詳しくは上記リンクの選び方のページをご覧ください。
Amazonリンク Dell 4K ワイドフレームレスモニター 27インチ S2721QS(3年間無輝点交換保証/AMD FreeSync™/4K/IPS非光沢/DP,HDMIx2/縦横回転,高さ調節/スピーカー付)
2021年最新の人気注目売れ筋ランキングの上位にも入る4K解像度モニター。在宅ワークなど仕事の効率を求める方にもオススメの製品です。
なぜ今!4Kなのか?
価格が安いコスパ最強のパソコン用モニターはFHDです。普段使っている様々な作業に十分すぎる性能があるのに、液晶は価格が崩れ製品が多様化し同じようなスペックの低価格帯商品が溢れています。安いものほど選ぶのが難しい!どれも最低のスペックで価格を抑えているのに違いがわずかで、どのメーカーでも当たり外れが分かりにくいし悩む時間が長いほど無駄に感じます。個人的な意見が多分に入っていますが、正直この価格帯はどれを選んでも同じです。たまに当たりがあれば人気化して品薄になるくらいでしょうか。
そのような点からも次に買うならとか、新しくするならと思ったら選択肢に入るのが4K解像度モニターです。簡単な説明にはなりますが、画面解像度が高いのはほとんどメリットにしかなりません。情報量が増える、画質が精細になる、文字も映像も綺麗になる。デメリットと言えば文字が小さくなってしまうことですが、いくらでも設定で変えることができるので関係ないのです。
デスクトップが広くなると使いやすくなりますし、写真も4Kを超えて保存されていると思いますし、コンテンツも充実してきているので、使う用途も増えています。
更に価格もほとんど変わらないくらいまで下がっているので、特別に贅沢なスペックではなくなっています。少し良いものをとか、どうせなら満足できる製品を選びたいとか、品質を考えたら安いのは選びたくないなど違いが欲しい人は4Kスペックをまず選択肢に入れたいですね。
パネルの違い!IPSかTNか
液晶ディスプレイはパネルによって見た目がかなり違います。昔は高画質ならIPSと言われ高価なイメージがありましたが、今では低価格にも当たり前のようにIPSが増えています。視野角が広く、どこから見ても安定的で綺麗に見えるのがIPSの特徴です。一般的な用途では万能な性能を発揮するのではないでしょうか。唯一の価格と言われていたデメリットはありません。画面が大きいほど端の変化が少なく違いが分かるのではないでしょうか。
わざわざTNを選ぶメリットはやっぱり応答速度の速さです。ゲーミング用途など激しく動く映像を扱う場合にリフレッシュレートが高い製品を選ぶのは最近のトレンドだと思います。そして価格はTNの方が安いと思います。ですが、画質はノートPCのコストカットのために採用されたりTNパネルは色や輝度の変化が酷いです。小さな画面を近くで見るならいいですが、大きな画面だと少し気になるかもしれません。